2014年1月31日金曜日

ありがとう ヤクーツク



またひとつ夢を叶えてくれたヤクーツクを後にしました。まだ真っ暗な朝の9時の出発で一路南に向かっています。今回の目的は地球上で一番寒い町と呼ばれてるヤクーツク訪問と相棒パジェロジュニアの極寒対策の成果確認でした。マイナス30度台とマイナス40度台では車の性能や運転も大きく変わるようです。身を持って体験でき満足しています。特にマイナス50度での走行はGちゃん自身の良い思い出にもなりました。

凍りついた想像を絶する物凄い道を走らないといけないのですが 今回も相棒三菱パジェロジュニアの活躍があったおかげとつくずく感心しています。Gちゃんの車と比較したらトヨタランドクルーザーなんてバスのように大きく見えるのですが、たった1100ccのエンジンというのに全く遜色なく走行しました。コブシくらいの石を敷き詰めたツルツルのデコボコ砂利道を時速90~100㎞で飛ばすのですから 車は悲鳴を上げ バラバラになるのじゃないかと思えるほどの振動やバウンドをこなしながら走ります。あの馬鹿でかい3000ccもあるランクルですが 小回りが利かないのです。大男アタマに知恵が回りかね。。悪路に弱いのです、エリートは。

さすが過去のラリーで大きな成績を残している三菱自動車、つくずくその強さの意味が体験できました。車買うなら三菱自動車。一銭ももらってませんがね、すばらしいエンジンと性能です。。。。のんびり走ったらいい?!そうはいかないのです。次の宿のある村に行きつかないのです。ちなみに本日8時間ノンストップ539㎞走行。もうGちゃん完全にラリードライバーの領域です。


あまりにあっけないヤクーツク到着でしたので 昨年のバイカル湖のような涙するほどの感激はありません。そんな極寒の地に20万人の人が住んでいること自体 信じられませんが 金、石油産出地らしく 将来はここから日本までパイプラインを引く計画もあるようです。今は信じられないような道を走り 文字通りシベリアのど真ん中まで苦労して辿り着いたわけですが Gちゃんの孫の孫くらいの時にはハイウエーでもできているのでしょうか。


もう少し今日の報告をしようと思ってたのですが。。。いけません。タバコのマッチを貰ったホテルの隣の部屋の客にお礼を兼ねて Gちゃんの持ってるバーボンウイスキー一杯くらい差し上げないと。。運のつき。まぁ部屋に入れ、まぁこれ食え。挙句は家族の話から仕事の話、Gちゃんの片言がめっちゃ面白く聞こえるらしい、大笑い。。終いには男二人に押さえつけられ、俺のウオッカを飲め!これがロシアの風習じゃ!
いやぁ、人懐っこくて実に陽気。おまけにこんな荒っぽい親切の押し売り。楽しい愉快な酒、久しぶりに酔っ払いました。

1 件のコメント:

take さんのコメント...

早くも出発ですか。
ゆっくりしたらいいのに。

写真のアップできてよかった。
やはり写真があると引き立つよ。

それと解決したのでしょうがサムネイルちゃんとできているよ(拡大できてる)