2012年12月8日土曜日

1月12日出発

耳と鼻の先にセンサーが埋め込まれてるみたい、寒くなって痛く感じてきたら いよいよ活動開始。予約してきましたロシアへのフェリー。出発はあと1か月後の1月12日に決定。いよいよ。
http://www.dbsferry.com/jp/main/main.asp

というわけでフェリーの出る鳥取県境港市のDBSクルーズと 車両通関業務を扱う上組さんとの打ち合わせ。結論は、北米バンクーバーへ車を送るのとエライ違い。え?これで終わり?出港日を決めたらほとんど30分で打ち合わせ終了。天と地がひっくり返るほど右往左往した北米への車積送がウソみたい。

「はい。1月12日は14時30分に来てください。15時から税関検査。15時30分から車は自分で運転してフェリーに積み込んでください。17時30分から出国審査、乗船。あとはキャビンでゆっくり、ね。ウラジオ到着は15日火曜日お昼。ね」。。。なんじゃこれ、手慣れたというか流れ作業というか ちょっとくらい私にも悩ませて。。「ほんじゃ私 仕事がありますんで。。」上組の赤嶺さん、それにしても出来過ぎというかテキパキし過ぎ。車両積送なんて日常茶飯事という感じ。こちらは生まれて初めての極寒のロシア、寒イボ立つほど緊張してるというのに。
(持参:車両一時輸出許可申請書。パスポート。登録書。国際ナンバープレート。はんこ。)

費用支払いは出航当日窓口で現金。車と人を入れて往復運賃ざっと12万円。他に変動するのが泊まる部屋のランク。ピンからキリまで。車バイクなし、人だけの雑魚寝なら片道2万円2千円でロシアまで。学生なら当たり前だろうけど、ま、ふつうのおじんなら個室が楽か。あとは財布との相談。

問題は船がウラジオストックに到着してから。DBSクルーズはあくまでも車と人を送り届けるまで。あとの入管手続きや何やかや、船が着いてから車の引き渡しまではDBSクルーズ紹介の旅行会社と相談してやってくださいとのこと。「はい、電話番号これ、メールアドレスこれ。はい、英語かロシア語でね、日本語ダメよ。はい」、、タチアナって言ったかな、窓口の青い目のきれいな女性、すまし顔して。タチアナって「太刀 穴」とでも書くんかいな?なんて考えてたらもう説明は終わっちゃってた。

生まれて初めての海外旅行、バイクに乗ってこのルート、夏の間は元気な学生が通ってる通路、通関はどこでも楽しいもんじゃない、ベテランのGちゃんに出来んはずはない。ま、なんとかなるでしょう。緑の窓口で新幹線の切符を買ったみたい、拍子抜けの境港でした。

相前後しますがこのルート、バイブルと呼べるほどのプログがあります。私も過去2年間ほど何百回というほど目を通して情報を得た。マイカーで海外旅行を夢見てる人、ぜひぜひこのプログは目を通しておかれるべきということで紹介しておきますね。http://omnipotblog.blogspot.jp/
青山なおこさんという女性。いや~凄い人も居るんですね。古い情報も刻々新しいのに書き加えられてるからなおさらうれしい。こんなスーパーウーマン見たことない。いやいや貴重な情報をありがとうございました。

わざわざ打ち合わせに行ったのに30分で何もかも終了。帰りは米子や松江を観光見物、好きな写真を久しぶりマジで撮りました。ゴソゴソのたうってる松葉ガニ、あんちゃんが怒り出すまで値切って値切って 言われた通り料理して、う~ん、これならトロトロの丹波牛を食べてた方がコストパーフォーマンスは上か。家族もほのちゃんも大喜びでしたがね。
 
むしろ私はカニを入れてくれた発泡ウレタンのトロ箱の方がうれしい。さっそくバッテリーの防寒対策、上手にウレタン箱を作ってバッテリーをスッポリ。とほほ、遅れてるロシアの自動車事情、これしか対策なし、なんて原始的防寒対策。
(冬のアラスカ、カナダは100ボルトのバッテリーヒーター、オイルヒーターで朝まで車に外部から通電しておく。外部コンセントはどんなホテル、レストランでも駐車場に設置されているのが普通) そんなのロシア帝国にあるはずないよな。  


     
   
鳥取県境港市のひなびた場所。ナビがなくっちゃ行けないないんじゃないかな。週一回土曜日の午後出発、韓国経由でウラジオストック到着は火曜日のお昼。途中の韓国は一泊。ロシアって海の向こう。鳥取から北海道に行くより近い距離。びっくり。