2012年12月20日木曜日

げげげのゲ太郎 第二弾

ロシアビザ取得に必要な「招待状」も速達で送って来て、さぁいよいよ領事館へビザ申請。
大阪の領事館ってどこにあるのかなぁ、何時からやってるのかなぁ~なんて考えながら「ロシア領事館」でいそいそと検索。

ふんふん、東京と札幌と大阪と新潟とか、結構あるじゃん、、、げげげ、大阪は豊中市?なんでやねんそれは。阪神間からは私鉄電車を乗り継いで最後にバスに乗って、なんでそんな住宅街で開業したはるの?!ひょっとしてそれって迎賓館じゃないの?私はビザの申請に行くだけなんだけど。

なになに、見れば東京領事館は12月25日から1月10日までお休み。げげげ、Gちゃんの出発は1月12日。おい、やめてよ、ビザが下りないと行けなくなっちゃう。それにビザ申請受け付けは月水金とかなんとか、受付時間も領事館でバラバラ。こりゃいけません、さっそく大阪に問い合わせのお電話 06-6848-3451,3452 大阪ロシア領事館

うそと思われたら試しに電話を掛けられたらわかります。
やっと出てきた電話。「お忙しいところ申し訳ございません。ビザ申請についてお伺いしたいのですが」
「ЁБДЖЁЗРЯ。。。。あじたあじた。。。。ЁБДЖЁЗРЯ」
「(こりゃ日本語あかんな)。。。Excuse me would you speak English?」
「ЁБДЖЁЗРЯ。。。。あじたあじた。。。。ЁБДЖЁЗРЯ」
「げげげ。パファボール アブラ ウステ エスパニオール??」
「ЁБДЖЁЗРЯ。。。。あじたあじた。。。。ЁБДЖЁЗРЯ」 (ガチャン!!!)

「あじた、あじた??」はは~ん、明日明日と連呼してたのかな?!
そうはいきません、、それに片言の日本語どころか英語もしゃべれない領事館って、そんなハズがない、これって間違って違う所に掛けたに違いない。。。も一度調べなおしても やっぱり豊中の3451。

出てきたのはまた同じヤツ「あじたあじた」の連呼。あげくに「ガチャン」。げげげ、ロシアってロシア語しゃべれなかったらビザは発給してくれないんだ?!知らんかったわい。
こりゃイカン。またひつこく電話。根負けしたのか4回目は違う人。これまた「あじた」の男とほとんど変わらず、わずか「カタコト」の「カ」くらいの英語理解。こちとらもそんな大したものじゃないけどね、本国ではエリートのはず 領事館の職員としたらお粗末すぎます。

英語を教え始めた孫のホノちゃんにしゃべりかけてるみたい、ゆっくりゆっくり 時間かけて、、、推測推測でどうも午後2時から4時が受付時間らしい。車で行ったら駐車場があるかとか、平日は毎日やってるのかとか、とてもとても聞くだけ無駄という雰囲気。ぐえええ~~これがロシアか!

のんびり構えてたツケは大きいな、いくらでも時間はあったのに、2か月分くらい圧縮してドッと今朝がたに降りかかってきたみたい。もう後ろなし、とにかく行って聞いてみるしかなし。トホホのホ。

同じ方面だからついでに伊丹の免許更新センターで国際運転免許も。「前のは返却してください」って小言を言われただけ、いいなぁ日本は。いくらだったかな、2000円か3000円払ってたった10分で完了。これでロシアの運転は可能。

憂うつ。ナビに設定してロシア領事館。。。よくあるんだよね、海外ではこのパターン。ド壺にはまれば もがけばもがくほど泥沼に落ち込んで行く。。。あれはニカラグアだったかホンジョラスだったか、想定外の事故や事件に巻き込まれて、、絶対に怒ったらいかんなぁ~とか ムカ付いても紳士の笑顔は忘れたらいかんなとか、何とかかんとか考えながら、、余計なお話ですがね、、、福島第二原発の事故、「想定外」と片付けてニヤニヤ笑ってられるのは原子力の学者先生か政治家だけ、われわれ庶民には言ってみれば人生毎日そのものが「想定外」の連続、みんなみんなそれを乗り越えて必死に生きている。「想定内」なんて夢のまた夢。

「目的地に着きました」ナビのお姉さんがしゃべってくれたと同時に4~5台の装甲車と機動隊。
ま、そんなもんでしょ、アメリカ領事館ならこんなもんじゃない。
問題は私の車。領事館の前を通過しただけで一発で止められた。バラバラと4,5人。免許書提示。。。でしょうな、時間がなかったのです。昨日パジェロのルーフにガソリン缶3本、スペアタイヤ2本、スコップや脱出用ボードや何やかや満載、自爆テロみたいな雰囲気。カッコ悪いのは知ってたけど今朝は下ろす時間もなくてそのまま来たもんですから。

もがいたらイカンのです、こういう時は。若い機動隊員ににっこり微笑んで「お仕事ごくろうさまです」。。それにしてもアンタらの長い警棒、豊臣秀吉の足軽じゃあるまいにダサいなぁ~。カッコ悪いと思わんか?なんて言ってませんがね。言われた通り近所のスタバの駐車場に入れて徒歩で これから起きる領事館とのやりとり、想像しただけでも不安とストレスとイライラ、、出てくるときはニッコリ納得してるのかなぁ。

鉄格子のデッカイ門を開けてもらってお城のような建物と中庭。「ビザ申請→」の張り紙に従ってドァ開けたら中は4畳半もない暗い小部屋、まるで警察の取り調べ室みたい。大人5人も入ったらいっぱいになるほどの狭さ。中にタートルネックに皮ジャン着たオッサンが立ってる。え?このお方ってタダのオッサン?それとも領事館の人??

いやいや、アンタやったんかいな「あじた」のオッサンって。見ればプロシアの将軍さまみたいなおごそかなヒゲ顔。でもアンタはんでは話にならんしなぁ~~。と、もぞもぞしてたら中から、いやはや、ほのちゃん英語のオッちゃんが優雅な顔して。。。要するに日本語しゃべれる人、英語のしゃべれる人、もちろんスペイン語のしゃべれる人 大阪領事館には居ないってこと。とほほ、これなら中国語がしゃべれなくっても中国の方がマシ。「我本日来館目的査証取得」とかなんとか書けば分かるだろうに。

しゃべって通じないなら手話とゼスチャー。だまって持ってきた「ビザ申請書」「招待状」「パスポート」を提示。さっと目を通してオッちゃんニンマリ。取って返して 栞みたいな小さな紙切れ一枚を私に。
見れば「2012年12月20日受付。12月27日交付」ってロシア語と英語で併記してある。
ぬ??Date of issue " 27 ΧⅡ 2012"????
そんなわけないやろ、あんたら25日から正月休みじゃないんかいな。12月27日いうたら日本でも正月休暇に入ってる役所があるというのに。。それに、受け付けて(大した書類でもないけれど)書類をチェックしてOKするのに たったの2分や3分。あんた、昨日の電話の「ガチャン」からしてみれば 余りに今日は出来過ぎてまへんか。。。ありったけの思い浮かぶ英語と日本語を総動員して交付予定日の確認。とにかく通じたらしい。オッちゃん怒って私の袖を引っ張って隣の部屋へ。つかつかとカレンダーの前。しっかりと来週の木曜日12月27日を腹立ち気に突き指さしている。
ほんまにホンマかいな、そこまで自信に満ち満ちて全身で言ってくれてますけどな、いやぁ~ほんまにホンマか?!

拍子抜け。領事館に入って出て来るまで5分も掛からなかっただろう。あとは手の中に握りしめた小さな紙切れを信じるだけ。受付番号20522とも書いてある。27日に恐る恐る出掛けて行ったら正月休みでガッチリと門が閉まってたってこと ないでしょうね。げげげのゲ太郎どころか とほほのホノちゃんになってしまいます。いやはや ドッと疲れの出た一日でした。


とほほのホノちゃん









「あじたあじたのおっさん」