2013年1月16日水曜日

ウラジオストック その2

シベリア鉄道 東の起点ウラジオストック駅と
レーニン像。ここからモスクワまで列車に乗って横断するんだね。4,5日くらいかかるのかなぁ~。

駅の向こうに見える海に掛かる長い橋は昨年開催のAPECに合わせて出来たばかり、、、国をあげて極東に力の入れてるのがわかる活気ある街。仕事なんていくらでもあるらしい。あなたも おひとついかが?!


やたら寒いはずです Gちゃんの着てるもの。鳥取の境港を出た時そのままの格好。つまり我が家を出発した時の格好そのまま。防寒具や着替えはみんな車の中。そこまで先は読めんかった。とほほ。

車を手に入れる。初めて日本から車を持ち込んだ人、ロシア語もろくに分からず大変な苦労をしたと思います。人さまの歩いた足跡をたどるのは楽ちん。ホテルで寝て待っていれば良いだけ。どういう流れでパジェロが手に入るのか分かってる。まぁどうせ役人天国ロシア税関。ゆっくり寝て待つしかないか。

「ロシアから境港にお帰りになったその時は フェリーが着いて1時間後にはお家へ車で帰っていただけます」。境港の上組赤嶺さん。鼻くその一つでもロシア税関に送ってあげたら?!
本日夕方5時 車両一時輸入申請書とやらを税関へ申請。なにもわざとこちらが遅れて提出してるんじゃない。朝から一日待たされて税関さまからのご指示時刻にお伺いしただけ。
これでなんとか明日の夕方には なんて甘いけど 上手くいけばパジェロの中の防寒具にご対面くらいはできるかも。

おいユーリーよ。かくかくしかじか。上組のやってるシステムを説明して。あんたそのビジネス、ここでやったら一儲け、グッドニュースと思わんかい?!
やつ、鼻先でバカにして笑いやがった。それがでけたら苦労しまっかいな!私もアホと違いまっせ。

本日は税関からの気まぐれ電話を待っただけの一日。寒いけど 何か間に合わせの防寒具 買いに街へ。両替の銀行はすぐに発見。BANK、じゃないけど何か良く似たスペル。直勘。当座の一か月分くらいのルーブル ゲット。英語通じず全て身振り手振り。

税関で盗まれるのがイヤだから 一切ホテルに運び込んでる写真関係機材。写真撮影いっちょやったろか!っていう気になれないんですな。ナショのバカちょんポケットに街へ。見てる間にバッテリーパワー低下。ろくな写真も撮れませんでした。ついでに全ロシアのロードマップも購入。たかが地図帳一冊。散髪屋か食堂か見別けも付かない縄文字看板の中、分かりまっか その苦労!?英語は絶望的に通じない。ああ しんどかった。。。いったいワシはこんな苦労して。何のためにやってるんやろ。

気疲れと寒さと先の不安。夕食後今夜も一杯飲みながら留守宅にIP電話。
「電話をしにロシアに行ったはりまんのか?毎日毎晩。」「ほのちゃんには電話はしない方が良いよ、『爺ちゃん寂しくて毎日 掛けてきたこともない電話をロシアからしてくるの』って保育園中に言いふらすから」。あげくに「わたし お風呂に入られへんやおまへんか!」
ワシは何や?!覚えとれ。腹を抱えて笑い転げてる愚妻めが。男のソーダイなロマンが女に分かってたまるかい。