2012年12月22日土曜日

シベリア横断大壮行会

高校時代の同窓生20名が集まってシベリア行の壮行会を開いてくれました。
卒業以来の付き合いですから かれこれもう○○年以上の付き合い。皆とうぜん自分の家族以上の長い長い付き合いになります。師走の忙しい時期に遠くからも駆け付けてくれてうれしいものです。

会場は大阪城近くのビジネスパークにある何10階もあるツインビルの最上階。景色抜群の会議室。有名な大電機メーカーさんの施設らしくって社員さんの案内で厳かなセキュリテーチェックを受けながらエレベーターでご誘導していただけました。こんな素敵な場所で限られた人にだけ酒や食事を提供しててこの会社ほんとに大丈夫?この会社に吸収されてなくなってしまったGちゃんの会社を思い出しながら ひがみともヤッカミともとれる複雑な心境の主賓のGちゃんでした。いえいえ、使わせていただいて感謝はしてるのですがね。

なにはともあれ大阪城を足元に見下ろし天下を取ったような素晴らしい景色。恐る恐る上質な部屋に入ったら壁にデッカい同窓会の校旗と「葬行会」という立て看板。この落差はなんじゃ。
見れば全員が喪章を付けて 中には黒ネクタイの喪式姿の仲間も。みんな心知ったる見慣れたガキ友。この10月に肺がんが肝臓にまで転移して余命45日と医者に宣告された仲間まで来てくれてる。壮行会じゃなくって葬行会。げげげ、みんな先立つ人の不幸をネタに酒を飲みたいだけのことかい!?  →後記;高野瀬高次くん、2013年3月逝去。享年70歳。喪心合掌。

食って飲んでしゃべりまくって3時間ほど。老人は勝手バラバラによくしゃべる。私は忙しくって行けなかったけどこの仲間、つい10日ほど前にも忘年会を大阪ミナミでやってるはず。よほど家ではしゃべる相手がないの?。。。とは言うものの本日は終始私への質問や感想で集中。

みんなで私の生命保険を掛けてくれるらしい。ありがたいことです。。。早いだろうから期間は1か月。死亡時受取人は同窓会。。死体が分からず行方不明になってしまったら保険金は出ないとか出るとか皆でもめている、勝手にせい!。。他にお守りや安全祈願やら、、「成田不動山」って書いてあるダサ~いステッカーをリアガラスにぜひ貼ってくれって。どこかのド百姓みたい、やだよ。

質問の大半はやはり摂氏零下30度40度での寒さについての疑問。そりゃ想像もつかないもんね。。男子校だったので女性が居ないこともあって質問も端的直入。行きつく先はおしっこどうするの話。
「もちろんできます。流れ出る間もなく巨大な黄金色のツララとなってぶら下がって、終わったらポキンと根本から折って捨てるのです。うっかりしたら時たま「本体」の先もちぎれて 旅が終わって帰ってきたら 膨れ上がってどれほど巨大化してるやら!」

いやぁ~歳をとっても愉快な仲間たち。のし袋に入れた香典まで頂いてありがたいやら友情がうれしいやら。これはどうしてもシベリアで凍死でもしなきゃならないのでしょうか。
ネットなんて異星のことのように思ってるほとんどのガキ友たち、たまにスマホやパソコン持ってても「へェ~そんなことできるの?!」って目をむいてるお友だち、かろうじてこのプログを読める人が居たら皆によろしく伝えておいてくださいね。ありがとうございました。桜の咲く頃にはまたゴルフに呼んでください、教えてあげます下手になる方法。
黄金色のつらら?!