2013年1月19日土曜日

ハバロフスク



シベリアの夕日。

夕陽に被さる建物と送電線鉄塔。その向こうの遥か彼方の地平線に沈む太陽。延々と広がる大地の大きさが分かります。











逃げるようにやっとたどり着きましたハバロフスク。林立するホテル群。豪華な造り、快適な設備、ウエイトレスまで流ちょうな英語、横になっても寝れそうな清潔なキングサイズベッドと広いバス。やっぱり都会はいい。

昨夜はけっきょく夜半に車から寝袋を取り出して寝る羽目になりました。あの瀟洒なはずのホテル、寝ようと思ったらベッドの毛布、うちのコロの小屋の毛布より薄汚いペラペラ。それでも我慢して耐えに耐えたのですが凍死には勝てん。おかげで朝の9時半にたたき起こされるまで暖かい寝袋で爆睡できましたけどね。一泊2000円に喜んでたらとんでもないオマケ付きでした。貧乏人の真似をして粋がってたらあきまへんでお坊ちゃま!よく幼少の頃ウバが言ってたよなぁ~。歳を取ってもついつい育ちが出てしまいます。はい。

本日走行550キロ。何が何でもハバロフスクに行くと決めてた。アムール川沿い、一番豪華そうなのを狙ってチェックイン。部屋の家具は全てマホガニー、眺望抜群、清潔で広い部屋、ネットができるできないなんて言う以前、静かで暖か。展望台には日本レストラン。これこそエエとこのお坊ちゃまにはふさわしいお宿じゃおまへんか。3450ルーブル 約1万円弱。
折から素晴らしい夕日。写真教室のメンバーが見たら溜息つくだろう、一回もまだ使ってない撮影機材を思わず開けて部屋から撮影。

一週間ぶり、我が家を出てから初めてのシャワー。美味い刺身に熱燗。仕上げは味噌汁に飯をぶち込んでニャンコごはん、たくわんぼりぼり。究極の日本食。飲み過ぎちゃいましてね、どういうわけかプログアップ、もう何時間も格闘。書いても書いてもアップできずに消えていく。飲んだら書くな、書くなら飲むなということか。

快適ホテル。気分爽快。あすもう一泊するかも。先を急ぐ旅でもないもんね。