2013年2月1日金曜日

ゆっくりハバロフスク


日本へのフェリー便が出るウラジオストックまであと1000キロ弱。ゆっくり二日間の行程、いよいよGちゃんの大冒険の旅も終わりに近付いてきました。ハバロフスクのホテルでゆっくり休養。ともいかず、部屋での無線ランがうまくいかず ロビーでパソコンを使いながらフェリーの予約やパジェロ税関手配や、、、白い目で見られながら 仕方ない、IP電話で大声で怒鳴りながら。

ロシア語のスパシーバありがとうしか知らないGちゃんにしてはバイカル湖まで良く走ったと思います。一番の功労はパジェロ。出発してから走行7000キロを超えましたがエンジン音は快適そのもの、まだまだGちゃんと一緒に世界を目指してくれると思います。

二番目の功労はやはりナビ。過去の北極海や北米への旅はランドマックナリー社の地図帳一冊だけ。ほとんど何も困らなかった。ロシア文字表示の道路標識、ナビなくしては絶対に在りえなかった今回のロシアの旅。昔に地図帳一冊だけでロシアを走った人がいると思う、凄いことだとつくずく尊敬します。大変だったと思います。。次のGちゃんの課題は決まっています。ロシア語の勉強とパジェロをヨーロッパから日本にどう送り返すか、その情報入手。そうそう、それに Gちゃんの冒険に呆れはててる家族の稟議書決済。ここまで来たらGちゃんもこれで止めるわけにはいきません。みなさん応援してくださいね。

バイカルからの帰路、どこかで何かのニュースでも流れたのだろうか、ガソリンスタンドやメシ屋、パジェロを停める毎に人々が集まってきてGちゃんやパジェロの写真を撮る。中にはプレゼントをくれる若いお嬢さんとか。まるで有名人みたい。写真だけじゃない、ムービーまで撮って。。戸惑いますよねこういうのって。。。ネット社会、どこでどう流れるか知れないユーチューブなんて、って思ったけれどね、ま いいか何をいまさら。先も知れてる。。。むかし仕事の出張で広島に行ったついで、優勝争い真っ最中の阪神/広島戦を見に行って。あくる日知らん顔して出社したら。仕事ご苦労さんやったな、えらい力入れて頑張ってたね。メガホン振り回してがなり立ててる映像がテレビに再三放映されてたらしい。。分からんようにサボりや!阪神の優勝を一緒に喜んでくれた上司、いまどうしてはるかな。あのころの日本は全てに余裕があったいい時代でした。

ロシア人の純朴さ、親切さは先に触れました。気が付いたのは生活の経済的格差。見た限り一般の人々は決して裕福じゃないと思います。むしろ貧しい。車など日本の○○商店、××工務店看板付きは常。東ドイツのあの何とかいう化石のような乗用車が走ってる。さんざん使い古したはずの中国の漢字の看板付き中古トラックまで。我が目を疑った、あきれはてた。Gちゃんのパジェロが20万キロを超えたなんて自慢どころかシャレにもならない。そして方やレグサスやクラウン、並みいる世界の高級車。今回の旅ではいわゆる富裕層との知り合える機会はありませんでしたが この国の格差は中国並みかも。とてつもなくその差は大きい。そう感じます。物質的に豊かなのは大都市だけ。地方では貧しい者同士がお互いに助け合って必死に生きている、そんな地域格差も見て取れました。零下何十度という夕方の自動車道、乗せてくれとヒッチハイクしてる貧しいお婆さん、振り向きもせず走り去ってごめんね。停めて乗せてあげる気持ちの余裕もなかったGちゃん。苦労の年輪を重ねたあの顔や表情はきっといつまでも覚えてるでしょう。

治安は予想以上にいい。ハンドルロックと言って車のハンドルに鉄のバーを差して一晩駐車しておく盗難防止器具。北米中米では屋外駐車で常識。今回使ったのは初日だけ、むき出しのルーフに積んだガソリンやタイヤその他、一切盗難なし。聞いてた警察の検問も大したことなし。日本の常識程度の検問。むしろ好意的。。ははは、一度スピード違反でとっ捕まっちゃった。60のところ98出してるって、証拠の写真を示してね。奥まった別室で三人がかりで若い巡査。なにいうてまんねん こんなロシア語も読めん年寄りをいじめて。はちゃめちゃの河内弁。取り調べ完全にお手上げ、最後は勤務中だというのにタバコ吸いながらGちゃんとパジェロをバックに記念撮影。ロシア語を喋れんワシも悪いけど 悔しかったらアンタらもカタコトの英語くらいしゃべれ!スピード違反無罪放免。はいスパシーバ!

英語。ほとんど壊滅的。通じない。不思議なのはその態度。人間はロシア語をしゃべる動物。英語しか知らないアメリカ人の発想と一緒。大国のエゴ。東洋の思想や考え方と大違い。日本を含め東洋の国々では 外国人から英語でしゃべりかけられたら、、避けるけど、つかまったら、、必死で無い脳みそひっくり返してあらん限りの英語で応えようとする。外国人相手にベラベラ日本語でしゃべってる人って見たことないよな。。。ガッカリは若い世代。高等教育を受けていると聞いてきたがほとんど全滅。大都市でもね。テレも恥じらいもなくロシア語を延々としゃべってる相手に出くわすと こいつバカじゃねえのって思います。ま ロシア語のできないGちゃんが一番わるいんですがね。

厳密には今回のGちゃんのようなロシア自由旅行は禁止。今回も商用ビザというのを取って仕事で訪露していることになってる。(Gちゃん本人自身も自分は何の仕事で訪露してるのか知りませんがね)。現在の観光旅行は全て旅行社主催の短期パック旅行のみ。ガイドさんの旗の下で定められた都市間を移動して決められたホテルに泊まってくださいということ。。。良いとか悪いとかじゃない、世界の共通語は英語、受け入れ態勢にそれが無いと観光客も大々的には受け入れられない。それがこの国の現実と限界、そんな気がします。フランス語しかしゃべれないモントリオールと一緒、全く英語に馴染みの無い国でオリンピックを開いて 長い時間を掛けながらひとつひとつ門戸は広がっていくのでしょうか。ロシア大阪領事館、ロシア語しかしゃべれなかった領事館員、ビザを取る時にあきれ果てたけど 今になって分かります、あれが当たり前だったのですロシアという国では。なんで英語や日本語をしゃべらないけませんのや?ワテは大ロシア帝国民でっせ!そかそか 大したもんや。

ゆっくり風呂につかって下着も着替えてさっぱり。無精ひげも剃っていよいよ明日からラストラン。行程からどう見ても前に泊まった幽霊の出るホテル辺りが宿泊地。なつかしいなぁ、寒くって寝袋で寝たよな。ギギギ~勝手に開く部屋の木の扉、また聞きに行くか。。。今夜は部屋にある電気ポットに 持ってきたカレーライスと焼きそばのパックを突っ込んで。ホテルの日本レストランより遥かに美味しい日本食でした。おやすみなさい。

1 件のコメント:

take さんのコメント...

久しぶり。
てっきりふてくされてアップもしないのかと思っていたのだが、完全に吹っ切れているようで、いつものGちゃんのペースやんけ。よかった。
あと一息といっても1,000km、気を付けてゆっくり楽しみや。
ベトナムに同行いたMさんに紹介したらえらく感心してました。
1回きりの人生、思いきりGチャン流で楽しんでるなと。
勿論誰もまねできんわて。

それじゃラストランを楽しんで。